【レポート】2018年8月23日 母ごはん教室
今年春、惜しまれつつ閉店したオーガニック料理レストラン「空色曲玉」のシェフ谷陽子さんをお招きして、ママも子どもも一緒に夏野菜をいっぱい使った料理を作りました。
当日の朝、りす山の保育農園で野菜を収穫。しそ、小さなにんじん、なす、きゅうりが採れました。
「今日はワイルドな感じで作りましょう!」と陽子さん。
子どもたちがきゅうりをテーブルに叩きつけたり、茹でたなすを手で割いたり、とうもろこしの実を芯から外したり。
普段家では「頼むから料理の時、邪魔しないで、一人で遊んでて」と思うんだけど、こうやって子どもと一緒に料理するって楽しい。
とうもろこしの芯はダシになるそうです。今まで捨ててたわ〜。そのダシでスープを作りました。美味しい〜!
とうもろこしの皮は畑にまくと肥料になるそうです。捨てるところは何もない。食材を無駄にしない。そういうことも陽子さんに学びました。
酢、砂糖を使わず、酢飯のようなものを作りました。
グレープフルーツを果肉ごと、砕いたカシューナッツ、潰した梅干し、とうもろこしを炊いたご飯に混ぜました。
(どんな柑橘系でもどんなナッツでも良いんですが、この日手に入ったものがこれです)
果物をご飯に入れる発想がなかった!
酢と砂糖で作る酢飯よりさっぱり。
ご飯の周りにしそ、きゅうり、なす、ミニトマト、小玉すいか、ぶどうを盛りつけて完成!
ご飯を食べながら、子どもの好き嫌いが激しいこと、不足する栄養素をどうとるか、などの質問が陽子さんに相次ぎ、相談に乗っていただきました。
参加者からは
「酢飯だと子どもは食べないけど、今日のご飯はたくさん食べました。早速家でも作ります。」
「普段、味付けが濃いと気づきました。」
「旬の野菜をこうやって味わって食べたいと思いました。ハンバーグに混ぜて食べるとかそういうことばかりを考えていたけど。」
「子どもに、お家に帰って作ろうね、と言われました。」
「陽子さんの人生経験の話が勇気づけられました!」
という感想が出ました。
陽子さんからは
「私はお家でご飯を作る大切さを伝えたいから、こういう機会をいただけで嬉しいです」と。
次回は魚の手開き(包丁を使わず手で開く)講座、面白いんじゃないかな、と言ってました。
日程未定ですが、またの機会をお楽しみに!
えこども あゆみ