えこども広場

NPO法人えこどもが運営する、なごやつどいの広場補助事業「えこども広場」は0~3歳親子、妊婦さんが気軽に集える場所です。予約不要。水曜~金曜(祝日休み)10:00~15:00。場所:名古屋市守山区上志段味東谷2110-158。お問い合わせ:080-1556-4192 。ecodomohiroba@gmail.com

子育て支援講座『心色リーディング〜子どもの心が色でわかる』

2017/10/18水 子育て支援講座『心色リーディング〜子どもの心が色でわかる』

講座冒頭から、クレヨンの取り合いが始まった。
B(4歳):『これぼくの!』(持ち主)
P(3歳):『Pくんも!』(借り主)
B:『これぼくのだよ!』
P:投げて返す
B:怒って投げ返す
P:『もう遊ばない』
B:『これぼくのだもん』
P:色鉛筆も投げようと構える
保育者:『投げない、おしまい』と預かる

その後にPが描いた色


通訳してみると、
(オレンジ)皆で楽しいことしたいさ、
(ピンク)でももっとぼくをかわいがって欲しいなーママも書記なんかしてないでお膝に甘えて座りたいなでも忙しそうだから我慢しとこ。
(黄緑)僕は沢山の人が集まっててソワソワする、強くなるんだ。ママが色を塗ってってうるさいな。
(紫)もう椅子なんかに座ってられっか、ぐりぐり、ぶどう色好きなんだ〜もっと自由にやらせろや!皆と一緒なんてだっきらいだ!って個性的な俺を認めてくれよ!

その時のPの母は、外、内、中心も柔らかく『ピンク』。
社会的、家庭的、自分的にも優しく繊細で常に子どもに意識がいき自己犠牲的な心境。
誰かにこの状況を何とかして欲しいと甘えたい。

Bは、枠を越え『オレンジ』一色で力強く塗る。
ちょっとさっきの傷ついたよ。僕は皆と一緒に楽しくしてたいよ。笑ってたいよ。
元気になあれ僕ちゃん。
Pくんってやっかいだけど僕1人だと不安だから一緒に遊ぼうっと!

と言うことかなと。

言葉にならない気持ちを色で見る方法。
言葉にならない子どものメッセージを冷静に聞くことができる。
特に子育て中はお母さんがちゃんとしなきゃとがんばりがち、
母自身がどう感じているかを皆が見てあげるチャンスにもなる。

①こころパレット
言葉を連想して直感でぬる。
同じ言葉を聞いてもみんな違う感じ方をするんだと言うことに気づくことが大事。
特に子どもの解釈、大人の解釈。

②三連ハート
外側社会、内側家族、中心自分を表す。
大人はちゃんと塗らなくちゃと枠から出ないように塗るが子どもは枠からはみ出します。
たまに自分でやってみてください。

③コーティングリスト
落ち込んだ時に元気になる自分リストを元気な時に作っておく。
子どもも不のオーラが出ている時にその子の好きな物をそっと出してあげる。

④黒や紫を子どもが使うこと
病んでいるわけではない。
紫は昔から『病ハチマキ』として病気の時に巻いて寝るといいとされてきた。
黒は悪役の色ではなく今はヒーローの色。自分をかっこよくみせたい。
入って来ないでとガードしているから『寄って来るときを大事にしてあげて!』


まりこさんって、あっけらかんとしていて気持ちがいい。
これまでのつらい経験も全て前向きに、価値観の違う人の気持ちを読むのに生かしている。
額の怒りじわと言っておられましたが、そんなことないと思いました。
人の心に丁寧に合わせる時のチャンネルだと思いました。

学校に行きづらい子どもたちの居場所づくりもされています!

講師:ふじわらまりこさん(カラーセラピスト、看護師、フリースクールレインボーハート主宰)
レポート:えこどもみなこ